日本の新型コロナ水際対策の問題点

我思う

新型コロナ対策では信じられないほど迷走し、危機管理能力の無さを図らずも証明してしまった日本政府ですが、日本人帰国者への対応についても、流石にこれは問題だろうと思ったので記事にします。

下図は、「日本への帰国を検討している皆様へ(日本到着時の検疫手続きについて)」と題された厚生労働省の資料から抜粋したものです。

この図によりますと、ブラジルを含めたレベル3の国地域から到着した日本人は、全員がPCR検査を受け、陽性者は入院となります。まず問題だと思うのは、「陰性者でも入国後14日間の待機」が義務付けられている点。陰性が確認された人にそこまでする必要があるのでしょうか?

ただ、ここまではまだ努力すれば何とか理解することは出来ます。偽陰性の可能性もゼロではないということで。

僕が最も問題だと感じているのは、国内の移動に関しても制限が課されていて、「自宅等、自身が確保したホテルや旅館等の宿泊施設へは、公共交通機関を使用しないことが条件」、となっていること。首都圏の人はまだ良いとして、地方、例えば九州や北海道の人が自宅に戻ることは実質的に不可能となります。航空便や新幹線が使えないとなると、誰かに車で東京(成田空港)まで迎えに来てもらわなければなりません。そこまでして帰国したい人がどれだけいるんでしょうか。何度も言いますが、陰性者がそこまでする必要が本当にあるのでしょうか?

日本政府の新型コロナ水際対策はちょっと厳し過ぎる。

これがブラジルであれば、文面のみ厳しくて実際の運用はゆるゆるということもありがちですが、いかんせん日本なのできっと厳格に運用されているんでしょう。実は、11月頃に一時帰国を予定していたのですが、この文言のために諦めざるを得ませんでした。

ちなみに今年6月、ブラジルの感染者がうなぎ登りに増加している頃、僕はブラジルに入国したのですが、体温チェックのみですんなり入国できてしまい、逆の意味で驚きました。まぁこれはこれで大問題だと思います。(゚∀゚)

最後に、現状、感染症危険情報レベル3の地域というのは、アメリカ、ヨーロッパ、南米を含む世界中の殆どの国が該当します。これらの国の人達は「原則入国拒否」なんです。つまり、ほとんどの外国人は日本に入国することが出来ません。こんな感じで来年のオリンピックは本当に開催できるんでしょうか?かなり心配しています。

追記だよん!

FBで日本政府の制限措置が徐々に緩和に向かって動いていることを教えてもらいました。
WEBで検索してみると、確かにそのような記事を見つけました。

海外出張後の2週間待機免除 コロナ対策の制限緩和へ―政府:時事ドットコム
政府は新型コロナウイルス対策に関する出入国制限に関し、海外出張から帰国した日本人らに対して求めている2週間の待機措置を免除する方向で調整に入った。月内にも決定し、速やかに実施する考えだ。政府関係者が7日、明らかにした。

海外出張から帰国した日本人らに対して求めている2週間の待機措置を免除する方向で調整に入った。月内にも決定し、速やかに実施する考えだ。

この緩和措置が実施されたら、陰性者に対する「2週間の待機措置」が免除され、つまり、公共交通機関不使用の条件も無くなる訳です。実施状況を見ながらですが、もしかしたら来年年明けには一時帰国できるかもしれません。少し、希望が見えてきました。

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