ブラジルにおける新型コロナの現状 その4

ブラジル社会・文化

減少傾向が鮮明に

ここ半年の間、新型コロナはブラジルで猛威を振るい、一時はアメリカを上回るほどの感染爆発を引き起こしました。6月以降、高止まりしていた新規感染者数・死亡者数は8月に入ってから徐々に減少に転じ、9月に入ってからは減少傾向がかなり鮮明になってきました。

本日(9/12)現在、ブラジルの累計数は感染者は400万人を超えて4,282,164人、死亡者は13万人超えの130,396人となっていおり、世界ではアメリカ、インドに次いで3番目の多さです。

感染爆発は徐々に収まりつつあります。新規感染者数の移動平均で見ると一日あたり27800人程で2週間前と比べて24%の減少となっています。

ブラジルの新規感染者数

下図は新型コロナによる死亡者数です。8月に入ってから一日の移動平均が1000人を割り込むようになり、9月に入ってからは減少幅が拡大しています。一日あたりの新規死亡者数の移動平均は721人で2週間前と比べて18%の減少となっています。

ブラジルの新規死亡者数

ブラジル各州の状況

ブラジル各州毎の死亡者の増減でも、やはり減少傾向が見て取れます。北部の4州(赤)で増加が見られるものの、実数としてはかなり少なく、また、過去の統計が杜撰で、数ヶ月前に漏れていたものを今繰り入れていることからこうなっています。その他の殆どの州(黃、青)では減少もしくは横ばいであり、最大の人口を抱えるサンパウロ州でも、ついに減少に転じています。このままのペースで減少が続けば、年内にはほぼ収束するかもしれません。そうなるように願っています。

経済と市民生活

新型コロナ感染爆発が収まる兆しを見せると同時に、活動制限は徐々に緩和され、市民は待ってましたと言わんばかりに街へ繰り出し、以前のような活気が戻ってきています。まだまだ活動制限があるのですが、それにも増して市民の消費意欲は凄まじいものがあります。政府の緊急経済対策が延長されたことも消費を後押ししているようにも感じます。この半年間でかなりの打撃を受けたブラジル経済ですが、このままコロナが収束に向かってくれれば、おそらくV字回復するのではないでしょうか。

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