ブラジルにおける新型コロナの現状 その1

ブラジル社会・文化

今年は大変な年になりましたね。もちろん、新型コロナ(Covid-19)のことです。

プロポリス屋店主の私は、2月から約4ヶ月間日本で仕事をして、6月になってからブラジルへと戻ってきました。
日本でもブラジルでの感染爆発は話題になっているとは思いますが、あまり詳しく報道されてはいないようです。また、ニュースを見て心配してくれる方もいるので、ブラジルの感染状況と見通しについて少し詳しくお伝えします。
新型コロナ感染者数はブラジル全土で1日平均約4万人と日本の累計数の2倍以上。死亡者数も1日平均1000人超とこちらも日本の累計数を超えています。ちなみに本日(7/13)現在、ブラジルの累計数は感染者は180万人を超えて1,864,681人、死亡者は7万人超えの72,100人となっていおり、世界ではアメリカに次いで2番目の多さです。下図のグラフを見れば一目瞭然、感染爆発とも言えるような状況です。
ブラジルの感染者数(日別)
ブラジルにおける新型コロナ感染者数(日別)
下図は新型コロナによる死亡者数です。6月に入ってから一日平均約1000人超と高止まりしていますが、少なくとも増加は止まっています。
ブラジルの死亡者数(日別)
ブラジルにおける新型コロナ死亡者数(日別)
一方、ブラジルは日本の23倍ととても大きな国なので国内でも州や地域間で状況は大きく異なっています。下の図は3日前のものですが、ブラジル国内における新型コロナによる死亡者の増減を州別に色分けしたもの。2週間前と比較して15%以上増加した州が赤色、+/-15%以内がオレンジ、15%以上減少した州が黃色で示されています。
新型コロナによる死亡者の増減(州別)
この図によれば、南部や中央部でかなりの増加が見られる反面、アマゾンを含む北部やリオデジャネイロではかなりの減少が見られます。また、図には現れませんがブラジル最大都市であるサンパウロも都市単位では減少しています。経済活動を段階的に緩和しているにも関わらず明らかな減少が見られるということで、アマゾンを含む北部(州によっては約40%減)では既に集団免疫を達成したのではないかとの見解を示す専門家もいます。
このように、まだまだ予断を許さない厳しい状況ではありますが、個人的にはそろそろ峠を超えるのではないかと予想しています。というか、そうなるように祈っています。

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